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【地域コラム】東村山市の出初式について
2025.02.16
テーマ: コラム
木づつみ地域コラムをご覧の皆様こんにちは!コラムをご覧いただきありがとうございます。
本日も地域密着した工務店“木づつみ“による、東村山市の魅力をお伝えします。
今回で第6弾!最後までお付き合いいただけますと幸いです。
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出初式とは
皆様は日本の伝統的なイベント「出初式」についてご存知ですか?
出初式(でぞめしき)とは、日本の各地域の消防署が1月初旬に行う仕事始めの行事です。一般的には出初式と呼ばれますが、消防出初式(消防出初め式)とも呼ばれることもあります。日本の新春恒例行事の一つであり、「出初式」は新年の季語となっているほどです。
今年も東村山市でも出初式が、1月10日(金)に行われました。
1年の初めにあたり、防火・防災意識の啓発を行うだけでなく、危険の伴う災害現場で活動する消防団員にとっては、その安全祈願の意味でも、欠かすことの出来ない重要な行事とされています。
毎年東村山駅の東口広場で行われており、東村山市の伝統とされております。

お住まいの土地を選ぶにあたり、地域の公共施設が活発であるかどうかや災害時に対応が上手く行われているかどうかも重要な選択材料となります。その情報の一つになればと思い、「出初式」を取り上げさせていただきました。
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出初式の歴史と目的
出初式の歴史は江戸時代よりはじまります。江戸時代の万治2年1月4日(1659年2月25日)、東京(江戸)の上野東照宮で定火消(じょうひけし)によって行われた顔みせの儀式「出初」がはじまりと伝えらています。*定火消(じょうひけし)とは、江戸幕府が設置した消防組織のこと。

現代では、火災予防意識の向上や消防への理解と信頼の深化、消防への士気の向上を主な目的として毎年開催しています。
一般的に、出初式では一斉放水・避難救助などの消防演習、梯子乗り・木遣り歌など伝統技能の披露、消防団・消防車のパレード、消防職員・消防団員・消防功労者に対する表彰などが行われます。そのほか地域によってさまざまな演目が行われます。
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東村山市での特徴
東村山市の出初式の特色として、消防ポンプ車による市内パレードや東京消防庁音楽隊とカラーガールズ隊の演奏演技、東村山市消防団による一斉放水などを行っております。

東村山市の消防団員は、生業の仕事を持ちながら「自分たちのまちは自分たちで守る」という使命感のもと、昼夜を問わず幅広い活動を行っています。
出初式では、普段見ることのできないまちを守る消防団員の勇姿をご覧いただけます!
さて当日の様子と共に、東村山市の出初式のスケジュールについてご紹介します。
出初式は午前10時より始まるのですが、その前に消防ポンプ車による地域を回るパレードを行っています。パレードは、午前8時30分に東村山消防秋津出張所(東村山市秋津町2丁目31番地41)からスタートします。秋津町から青葉町、久米川町、恩多町、栄町、本町の順に約1時間20分かけて回って行きます。そして、午前9時50分頃に東口の駅前ロータリーに到着します。
パレード隊到着後、午前10時より「出初式」が始まります。
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出初式の現代的な意義と今後の対策

関東大震災が発生したのが100年以上前の1923年。2024年には南海トラフ巨大地震注意情報が発信されるなど、人口約1400万人を抱える東京は大地震による災害への備えが必要となります。
出初式は先にもご説明させていただいたように、火災予防意識の向上や消防への理解と信頼の深化、消防への士気の向上を主な目的としています。出初式のような行事を行うことで、防災意識の向上をはかれると思います。
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まとめ
本日は地域コラム第6弾、「東村山市の出初式について」をご覧いただきありがとうございます。
「東村山市の出初式」について知っていただけましたでしょうか。地域の消防団が活発であることは、東村山市に住まわれている方やこれから東村山市に住もうと考えられている方にとって、魅力かつ安心になる内容かと思います。
まだ出初式を見たことがない方はぜひご覧ください。
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