BLOGブログ

SWパネルの工場見学に行ってきました!

2024.10.08

テーマ: スタッフブログ 

皆様こんにちは。2年目営業担当の橋本です。
10月に入って1週間がたちました。いよいよ快適な温度になってきましたが、朝晩との温度差や季節の変わり目なので、体調など崩されないようにお気を付けください。

先日、弊社で使用しているスーパーウォールパネルが生産されている工場へ見学に行ってきました。
工場の場所は栃木県鹿沼市、東村山からは少し距離がありますが、新築を検討されているお客様がご参加くださいました。(ありがとうございます…!)
昨年もこの時期に開催されていましたが、私は参加しなかったため、今回が初めての参加です。
お客様に楽しんでもらいたい気持ちはもちろんですが、『どのようにパネルが作られるのだろうか…』と正直なところ内心わくわくしていました。

お昼に到着してすぐ、実際に工場見学を行う前にお弁当のご用意があり、座席の関係でお客様とご一緒させていただくことに。
豪華なお弁当を食べながら、お客様の普段の過ごし方や、東村山市のマスコットキャラクターであるひがっしー以外の勢力が過去にいたことなど、私が知らない東村山についてのお話をしてくださいました!私のことについても質問してくださったりと優しさに感動しながら、お客様のことを知れて非常に嬉しい時間でした。
(以前、百才のつながる市でひがっしーの…名前は忘れてしまいましたが、中にソーセージが入った美味しいものを食べたことを思い出しました)

そして、いよいよイベントが始まります。
今回のイベントの内容としては、①工場紹介②モノづくりの視点から見た住宅選びのポイント③パネル製造ライン見学④構造体展示見学の4つをメインとしています。

お話の中に、「5高1P」というキーワードがありました。皆さんご存知でしょうか?
これは、高耐震、高断熱、高気密、高耐久、高品質、パッシブという考え方です。
高耐震はもちろん、高断熱、高気密についてはご存じの方が多くいらっしゃいますが、その時に社長が必ずお話されるのが、パッシブデザインです。

普段は模型を用いてご説明するのですが、簡単な画像でご説明させていただくと…
例えば冬、暖房の稼働を少しでも減らすために、可能な限りお部屋に太陽光を取り入れようという考え方がパッシブデザインです。
断熱・気密を表す数値であるC値とUA値の値が同じのお家でも、パッシブデザインを採用しているかどうかで、お家の住み心地は大きく異なります。

値が同じでも、という点がポイントです。どれだけ数値が良くても、しっかりパッシブデザインを採用している建築会社を選んでくださいね。

パッシブデザインについて詳しく知りたい方はこちら!
パッシブデザインとは?木づつみのお家づくりに必要なパッシブデザインについて詳しく

話が少し脱線してしまいました。
その他には、なぜスーパーウォールパネルを工場で生産するのか、という内容もありました。

お家の耐久性を低くする最も大きな原因として、結露が挙げられます。
冬場、窓の拭き掃除で大変な思いをしている方も多いと思いますが、ここで最も懸念されているのは、壁内でおこる結露です。
お家が完成したあとに、壁の中を見ることはできません。仮に断熱材に結露がおきて湿気を含んだ状態が続くと、断熱材はもちろん柱や筋交いまでカビが生えてしまいます。
断熱欠損がおきることにより、建築当初の高かった数値は意味がありませんし、柱などの木材が腐ることは、いうまでもなくお家の耐久性が低くなります。


*スーパーウォールで建てた築20年のお家の解体時の写真

そして、スーパーウォールパネルが35年間無結露保障を可能にしている理由が、工場で最適化された温度管理とのこと。
現場で発泡する場合は、同じウレタンを使用していても現場によって温度条件が違います。また、工場では圧力をかけることで高密度を実現しているそうなのですが、現場だと自由に膨らんでしまうため、空気や湿気の入りやすい状態になり、結露リスクを抑えることができません。

工場見学では、実際にこれを目で見て体験できたのですが、写真撮影禁止であったため、皆さんにお見せできません…
その他にも伝えたいことは多いのですが、私の文章力だけではお伝えしきれず…悔しいです。
ぜひ次回の開催時には、参加をご検討いただければと思います!