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スタッフのお家の温度を見てみたら…

2024.01.16

テーマ: スタッフブログ 

こんにちは。
年が明けて1月も半分が過ぎようとしていることに驚きを隠せません。
そして、本格的に冬の寒さが厳しくなってきたなということを、暖かい布団から出た瞬間に実感しています。
同じように感じている人がどれくらいいるのか…と調べてみたところ、LIXILさんが掲載している面白い記事を見つけました。

記事では、冬の住まいの中の寒暖差と住宅の断熱に関する調査の結果がまとめられていました。

結果として74.1%の方がお家の中で寒暖差を感じており、最も多くの方が寒暖差を感じるのはまさに「朝、起床し布団から出る時」とのことでした。次に「脱衣所で服を脱ぐ時」が寒暖差を感じている瞬間として挙がっていました。
どちらもうんうんと頷いてしまうほど共感できる内容だったのですが、皆さんはどうでしょうか?

また、このお家の中の寒暖差は”ヒートショック”の原因となり、約10℃以上の温度差でこのリスクが高まるとされています。
そして、記事の中には”寒暖差疲労”というキーワードがあったのですが、あまり聞き馴染みのない言葉なのではないかと思います。
寒暖差疲労は、寒暖差が原因で自律神経が乱れてしまい、体や精神面に不調をきたしている状態になるとのこと。
一日に約7℃以上の温度差があると自律神経は乱れやすいと考えられているそうなので、エアコンで暖まったリビングからトイレにいけば7℃ほどの温度差があるお家は多いのではないでしょうか。

出典:LIXIL約75%の人が「住まいの中での寒暖差」を感じながら生活。住まいの中での寒暖差による「寒暖差疲労」や「ヒートショック」に注意

木づつみでは、一般住宅に住んでいるスタッフとSWの高性能住宅に住んでいるスタッフのお家に温度計を設置し、リアルタイムで見れるようにしています。

こちらは一般住宅に住んでいるスタッフの15日の朝のLDKと寝室の室内温度を表しているグラフです。
この日は6:30に起床したそうですが、その時の寝室の温度が10.3℃です。(緑のグラフ)
その後LDKに移動するわけですが7:00の時点で13.9℃です。(オレンジのグラフ)
3.6℃の温度差ですね。
7℃以上で寒暖差疲労、10℃以上でヒートショックのリスクが高まるとのことなので、一見健康リスクはないのでは?と感じてしまうかもしれません。

しかし、温度に関する健康リスクは”部屋ごとの温度差”だけではありません。WHOの住まいと健康のガイドラインでは、冬の室内温度を18℃以上にすることを強く推奨しており、またイングランド公衆衛生庁は18℃以上をお家の中の最低推奨温度とし、18℃未満で血圧の上昇や循環器系疾患の恐れ、16℃未満で呼吸器系疾患に対する抵抗力の低下といった健康リスクがあると報告しています。

10.3℃…非常に健康リスクが高い状態だと言えますね。
寝室が最近ずっと10℃前後になっていたので、寝るときに暖房器具をつけないのか聞いたところ、電気代節約のために我慢して毛布と布団で頑張っているとのことでした。
部屋の温度が16℃を下回っていることも危険ですし、布団と寝室の温度差も大きくなっている可能性が高いのでリスクがありそうです。

昨年の冬が始まったころ同期と話していた時に、私はまだエアコンを使用しておらず、暖房器具も購入していないので毛布だけで頑張っているという話をしたことがありました。
「だから、キッチンに行っても温度差がないからヒートショックのリスクは低いだろうな~」と言ったところ、「部屋の温度自体が18℃下回っている可能性が高いから、危ないのでは?」と言われました。

その時は、ほんとだ~なんて言って笑っていましたが、いざ他のスタッフのお家の温度状況を見てみると、危ないから対策して欲しい…と感じますね。

皆さんのお家の中の温度はどれくらいですか?
トイレ・洗面は18℃を下回っている方も多いのではないでしょうか。
新築を検討している方はぜひ高性能住宅の良さを冬のうちに体感していただくことをおすすめします。
そして最近では先進的窓リノベ2024事業など、国が補助金を出して断熱リフォームを行うことを推奨していますので、ぜひこの機会にリフォームを検討してみてください。

木づつみではモデル見学を随時行い、断熱リフォーム&補助金相談会も2月に開催予定なので、気になる方はお気軽にお問い合わせください!

とはいえ、実際高性能住宅だとどれくらい温度が違うのか…
こちらも温度を測っているので、part.2としてご紹介したいと思います!